奈良県香芝市の司法書士松井睦人です。

今日は、信用情報についてです。

先日、お客様から、相続の依頼があったのですが、「もしかすると被相続人に負債があったかもしれないので、なにか調べる方法がないですか?」と聞かれたので、1度信用情報機関に信用情報の照会をしてはどうかと伝えました。

信用情報とは?

クレジットやローンといった信用取引に関する契約状況(借入・支払状況・残高等の取引状況等)の客観的な取引事実が登録されている個人の情報のことを言います。
そして、その信用情報を管理している機関のことを信用情報機関と言います。

信用情報機関

1.JICC(㈱日本信用情報機構)
2.CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)
3.JBA(全国銀行個人信用情報センター)
現在、日本には以上3つの信用情報機関があり、この信用情報機関により個人の信用情報が管理されています。
※信用情報機関に、個人の信用情報の照会をかけることで、これまでのクレジットやローンといった信用取引に関する契約状況の客観的な取引事実を開示してくれます。

自分は現金派なので、「自分の信用情報は信用情報機関に登録されていない。」と思っていませんか?
近年、携帯端末を購入する際、何万円もする携帯端末を一括で購入する方はごく少数で、大半の方はローンで購入していると思います。 私もそうです。
携帯端末を購入する際、携帯ショップの店員を信用して携帯を購入していると思いますが、知らず知らずの間に自分の信用情報を信用情報機関に登録することに同意させられています。

去年、携帯端末の機種変更をしましたが、その契約書類の中にも「個人信用情報機関への照会・登録」といった条文がありました。(小さい文字で記載されているので、ほとんどの方が読んでいないと思いますが・・・。)

では、ちまたでよく言われる「ブラックリストに載る。」とは、いったいどういう状況のことをいうのでしょうか?

ブラックリストとは?

事故情報(つまり、支払の延滞情報や破産等の情報)が信用情報機関に登録されることで、そのことを、いわゆる「ブラックリストに載る」といいます。
※単に個人の信用情報が信用情報機関に登録されることではありません。

ブラックリストに載るとどうなるの?

ブラックリストに載ると、事故情報がすべての信用情報機関に共有されることになり、クレジット契約、ローン契約、融資契約等をする際の審査に悪影響を及ぼすため、新たにクレジット等の契約ができなくなる可能性があります。

学生時代、友達に電話をかけると繋がらないことがよくありました。
あとで、その友達に聞くと携帯代金を滞納しているということでした。

このような場合でも、ブラックリストに支払延滞情報が登録されているかもしれません。また、その情報は滞納完済後5年間残ってしまいますので、学生の間は笑い話になるのですが、卒業後結婚して住宅ローンを組もうとしたとき、またクレジットカードを作ろうとしたときに、ローンが組めない、またはカードが作れないということになりかねません。

十分気を付けるようにして下さい。